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主張文

「主張文を書こう」①

「主張文を書こう」① 題材選び  中学三年生、一学期の期末に主張文を書く教材がある。我が校では、三年生全員に書かせて、11月の「中学生弁論大会」と「人権作文コンテスト」に送る作品を選抜する。  主張文を書くにあたって、ま...
読書感想文

読書感想文⑥「蜜蜂と遠雷」

恩田陸「蜜蜂と遠雷」 2017年に出版されてから、今でも本屋の店先に並んでいる話題の本だ。直木賞と本屋大賞も受賞し映画も放映され、今の日本を代表する本の中の一冊だと思う。以前から友達に勧められていたのだが、作家の恩田陸さんの作品は『...
俳句

俳句①「河東碧梧桐と高浜虚子」

河東碧梧桐と高浜虚子」 俳句を習うのは中学3年生だ。松尾芭蕉や正岡子規、与謝蕪村、小林一茶などの有名どころを習う。この中で名前のインパクトが一番大きいのが「河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)」だ。まず生徒たちは読めない。さらに、どう...
木下順二「夕鶴」

木下順二「夕鶴」③

木下順二「夕鶴」③ 「つう」=「愛」に対する憧れ 前回の記事で、この作品が「愛と欲」を持つ人間を描いた作品であり、その「欲」に対する「つう」の怒りは観客全員に向けられたものだ、と書いた。 今回は「愛」について書こうと思う...
木下順二「夕鶴」

木下順二「夕鶴」②

木下順二「夕鶴」② 「つう」への違和感、「観客」の立ち位置。  「つう」は「愛の世界」の住人である。「つう」は「愛」しか知らない。だから彼女の言動は生徒たちに「ヤンデレ」として映る。しかし、私が最初に感じたように、「つう」に対...
読書感想文

読書感想文⑤ 上田岳弘「ニムロッド」

   「誰かの意図」に支配された世界  この小説はビットコインについての話だが、実際にビットコインについて書かれない。それもそのはずで、「ビットコイン」はそもそも「存在しない」から書くことができない。 一昔前の近代は「...
木下順二「夕鶴」

木下順二「夕鶴」①

木下順二「夕鶴」① 「つう」はヤンデレ?  『夕鶴』は戯曲作品である。民話として有名な『鶴の恩返し』を、「人間の欲」に焦点をしぼって木下順二さんが戯曲化した作品だ。またこれは團伊玖磨さんの作曲でオペラ化もされ、日本オペラの代表...
証言集

「苦難を生き抜いて」―『白いチョゴリの被爆者』より

「苦難を生き抜いて」―『白いチョゴリの被爆者』より 「歴史をうけつぐ」  1945年、広島には多くの朝鮮人が居住していた。原子爆弾によって被害にあった18名の在日朝鮮人たちの言葉を集めた『白いチョゴリの被爆者』(1979年、広...
読書感想文

読書感想文④ 深緑野分「ベルリンは晴れているか」

深緑野分「ベルリンは晴れているか」  2018年度「本屋大賞」3位を受賞した作品だ。普段あまり最近の小説を手に取らないが、この小説は大学時代の友達からオススメされて読んだ。第二次世界大戦後のドイツを舞台に、被害者側、加害者側の二つで...
「詩を書く」

「詩を書く」指導方法③

「詩を書く」指導方法③ 「詩を読む」 今回は詩が完成した後に行っている活動を紹介する。  私は完成した生徒の作品は必ず生徒全員に読ませる。これは、「作品」というのは「書き手」だけでは成り立たず、必ず「読み手」を必要とする...
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