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閑話休題

閑話休題②「歌《친구(チング)》翻訳」

韓国に「チング(親友)」という歌があります。大学生の頃、カラオケでみんなで歌った思い出の曲です。今回は、この歌詞を翻訳してみました。その翻訳の紹介と、最近の「歌」が「社会」と切り離されていることについて、少し考えてみました。
ヘルマンヘッセ「少年の日の思い出」

ヘルマンヘッセ「少年の日の思い出」①

生徒たちが教科書で習う教材のなかで、一番強烈なインパクトを残す作品です。タイトル通り「少年の日の思い出」の描写が、まぶしく、痛々しい作品ですが、今回は話の導入部分に注目をあてました。語り手である「ぼく」は大人になって、どのように「少年の日の思い出」と向き合っているのでしょうか。光と闇の描写から考えていきます。
少女漫画

少女漫画① 大島弓子先生の作品

「花の24年組」と呼ばれ、少女漫画界に大革命を起こした作品たちの中でも、大島弓子先生の作品を紹介します。「綿の国星」「バナナブレッドのプディング」「七月七日に」「ヨハネが好き」。どれも美しく、人間の負の感情を描き、それでも前向きに生きて行こうと力をくれる作品たちです。

詩人 吉野弘

戦後を代表する詩人、吉野弘さん。簡単な言葉で書かれた詩は、目に見えない人間の繋がりを優しく描いてきました。「祝婚歌」、「生命は」、「I was born」の代表作を自分なりにまとめてみました。豊かで、優しく、切なげな、彼の詩を読んでいきましょう。
安倍公房「良識派」

安倍公房「良識派」

安倍公房が描く「ニワトリ」の寓話、「良識派」。そこに描かれるのは「見える悪」と「見えない悪」です。社会に当てはめると様々な角度から読むことができます。「ニワトリ」の生き方は正しいのか、彼らが自由を取り戻すためにはどうしたらいいのか、考えていきます。
読書感想文

読書感想文⑧「チョウはなぜ飛ぶか」

「研究」とは何を意味するのか。幼い頃に「チョウ」について、ふと抱いた疑問を解決するために研究を続ける日高敏隆さん。彼の研究の日々はとても単調で一見地味なものです。しかし、淡々と書かれた文章からは、知ることの楽しさ、その輝きがあふれ出ています。長年の名著が新装版で復刻です!
魯迅「故郷」

魯迅「故郷」④

「閏土」との再会によって「故郷」に失望した「わたし」。彼はどのように「故郷」と別れを告げたのか…。魯迅は『故郷』という作品に彼の決意を込めました。幻想ではなく「現実」に向けて、彼の「希望」は今も人々に受け継がれています。
魯迅「故郷」

魯迅「故郷」③

ついに「わたし」は「美しい故郷」の思い出である「閏土」と再会します。しかし、彼との再会は「わたし」に「現実」の過酷さをつきつけることになりました。なぜ「閏土」は沈黙するのか、なぜ「わたし」も沈黙するのか。「現実」と向き合うというのはどういうことなのか、考えて読みたいと思います。
魯迅「故郷」

魯迅「故郷」②

「美しい故郷」を「閏土」との思い出によって取り戻した「わたし」。「わたし」にとって「閏土」はどのような存在だったのか。また「美しい故郷」とは「わたし」にとって何だったのか。二人の少年時代を振り返りながら、読みを深めていこうと思います。
魯迅「故郷」

魯迅「故郷」①

中国の小説家、魯迅の書いた「故郷」。この作品は「わたし」が「故郷」に初めて向き合う話です。冒頭部分で「わたし」は「故郷」をどう見ていたのか。「美しい故郷」とは一体何なのか。「わたし」が目覚めるまでの曖昧な感覚を読んでいきます。
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