木下順二「夕鶴」 木下順二「夕鶴」② 木下順二「夕鶴」②「つう」への違和感、「観客」の立ち位置。 「つう」は「愛の世界」の住人である。「つう」は「愛」しか知らない。だから彼女の言動は生徒たちに「ヤンデレ」として映る。しかし、私が最初に感じたように、「つう」に対して同情できる気持... 2019.09.22 木下順二「夕鶴」
読書感想文 読書感想文⑤ 上田岳弘「ニムロッド」 「誰かの意図」に支配された世界 この小説はビットコインについての話だが、実際にビットコインについて書かれない。それもそのはずで、「ビットコイン」はそもそも「存在しない」から書くことができない。 一昔前の近代は「経済」を描写することが可能... 2019.09.04 読書感想文