小説

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ヘルマンヘッセ「少年の日の思い出」

ヘルマン・ヘッセ「少年の日の思い出」②

幼い「ぼく」からの視点でしか語られない「エーミール」。「ぼく」の一方的な視点を取り除いて、「エーミール」という少年について考えてみます。彼の家庭環境、「ぼく」に対する感情。色々な角度から想像して読むと、彼のまた違う一面が見えてきました。
ヘルマンヘッセ「少年の日の思い出」

ヘルマンヘッセ「少年の日の思い出」①

生徒たちが教科書で習う教材のなかで、一番強烈なインパクトを残す作品です。タイトル通り「少年の日の思い出」の描写が、まぶしく、痛々しい作品ですが、今回は話の導入部分に注目をあてました。語り手である「ぼく」は大人になって、どのように「少年の日の思い出」と向き合っているのでしょうか。光と闇の描写から考えていきます。
魯迅「故郷」

魯迅「故郷」④

「閏土」との再会によって「故郷」に失望した「わたし」。彼はどのように「故郷」と別れを告げたのか…。魯迅は『故郷』という作品に彼の決意を込めました。幻想ではなく「現実」に向けて、彼の「希望」は今も人々に受け継がれています。
魯迅「故郷」

魯迅「故郷」③

ついに「わたし」は「美しい故郷」の思い出である「閏土」と再会します。しかし、彼との再会は「わたし」に「現実」の過酷さをつきつけることになりました。なぜ「閏土」は沈黙するのか、なぜ「わたし」も沈黙するのか。「現実」と向き合うというのはどういうことなのか、考えて読みたいと思います。
魯迅「故郷」

魯迅「故郷」②

「美しい故郷」を「閏土」との思い出によって取り戻した「わたし」。「わたし」にとって「閏土」はどのような存在だったのか。また「美しい故郷」とは「わたし」にとって何だったのか。二人の少年時代を振り返りながら、読みを深めていこうと思います。
魯迅「故郷」

魯迅「故郷」①

中国の小説家、魯迅の書いた「故郷」。この作品は「わたし」が「故郷」に初めて向き合う話です。冒頭部分で「わたし」は「故郷」をどう見ていたのか。「美しい故郷」とは一体何なのか。「わたし」が目覚めるまでの曖昧な感覚を読んでいきます。
読書感想文

読書感想文④ 深緑野分「ベルリンは晴れているか」

深緑野分「ベルリンは晴れているか」 2018年度「本屋大賞」3位を受賞した作品だ。普段あまり最近の小説を手に取らないが、この小説は大学時代の友達からオススメされて読んだ。第二次世界大戦後のドイツを舞台に、被害者側、加害者側の二つでは割り切れ...
読書感想文

読書感想文③ アンソニー・ホロヴィッツ「カササギ殺人事件」(MAGPIE MURDERS)

アンソニー・ホロヴィッツ「カササギ殺人事件」(MAGPIEMURDERS) 年末はどの界隈でも、一年の中で最も優れたものが選出され賞が贈られる。それは出版業界でも例にもれず、優れた本には賞が発表される。私はもともとミステリーが好きなので、毎...
山本周五郎「経済原理」

山本周五郎「経済原理」③

「作者の位置」 前回の記事で「わたし」と「少年たち」が「経済」の関係の中で、お互い信頼できずに苦しんだ話をしたが、この「経済」を持ち込んだのは、作品の中で「わたし」の方だったと悔いる場面がある。引用する。 「少年たちにこうかつと貪欲な気持ち...
山本周五郎「経済原理」

山本周五郎 経済原理②

「経済原理と仲間意識とプライド」 新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!前の記事で「浦粕の人々」は内側の人間は「身内」であり、外部の人間は「商売相手」と書いた。この作品で、作者である「わたし」はよそから来た「外部」...
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