小説

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山本周五郎「経済原理」

山本周五郎 「経済原理」①

山本周五郎「経済原理」①「作者の位置」教科書では「経済原理」として掲載されているが、山本周五郎の代表作「青べか物語」からの抜粋である。「青べか物語」は、山本周五郎が20代の頃に一年間(作品の中では三年間ということになっている)、千葉県浦安市...
吉野源三郎「人間の悩みとあやまち」

吉野源三郎 「人間の悩みとあやまち」

吉野源三郎「人間の悩みとあやまち」教科書には「人間の悩みとあやまち」というタイトルで記載されているが、近頃、漫画化や映画化もされ再流行している「君たちはどう生きるか」からの抜粋である。以前は一つの題目として習っていたが、数年前の教科書の改変...
読書感想文

読書感想文② 相沢沙呼「小説の神様」

相沢沙呼「小説の神様」また生徒から本を借りた。仰々しいタイトルと若い子の好きそうな表紙から、私だったら買っていないな、と思った。けれどもこのように読む機会をもらえて嬉しい。このように生徒と本の貸し借りが行えて、自分の読書の幅が広がると、単純...
夏目漱石「坊ちゃん」

夏目漱石「坊ちゃん」③ 

夏目漱石「坊ちゃん」③「坊ちゃんと手紙」2年前だったと思うが、「坊ちゃん」を習い終えたあと、生徒たちが内容をどれだけ把握したかを知りたかったのと、「書く」能力を高めるために、「坊ちゃんから清へ」というタイトルで手紙を書かせたことがある。これ...
夏目漱石「坊ちゃん」

夏目漱石「坊ちゃん」②

「坊ちゃんと清」坊ちゃんの家付きの下女で、坊ちゃんのことを無条件にかわいがる「清」。私はおばあちゃん子であったためか、「清」のような老女にはついグッと感情移入してしまう。(『銀の匙』(中勘助)の「伯母さん」にも弱い。)「清」は結婚もしておら...
夏目漱石「坊ちゃん」

夏目漱石「坊ちゃん」①

「坊ちゃんという語り手」中学二年生で初めて習う小説が夏目漱石の「坊ちゃん」である。全文ではなく、坊ちゃんが教師になるために松山へと向かうシーンまでの少年期を習う。生徒たちとは歳が近いことと、「二階から飛び降りる」「無鉄砲さ」のインパクトもあ...
読書感想文

読書感想文① 辻村深月「かがみの孤城」

生徒から本を借りた。聞けば2018年の「本屋大賞」らしい。流行にうとい私は一切知らない本だったので、このように貸してくれるのはとても嬉しい。(まあ、日本語の教師として「本屋大賞」はチェックすべきでしょう…)せっかくなので感想を書こうと思う。...
未分類

壺井栄「坂道」

壺井栄「坂道」「個人の誇りと社会の問題」「二十四の瞳」で有名な壺井栄の小説、「坂道」。戦後の苦労を人情でのりこえる庶民の強さ、明るさを描いた作品だ。ちなみに、朝鮮学校の生徒たちにとって、壺井栄は小学校6年生で習う、壺井繫治(詩「あいさつ」)...
志賀直哉「清兵衛と瓢箪」

志賀直哉「清兵衛と瓢箪」②

「作者からのネタバレ」「清兵衛と瓢箪」の冒頭部を少し長いが引用したい。「これは清兵衛という子供と瓢箪との話である。この出来事以来清兵衛と瓢箪とは縁がきれてしまったが、間もなく清兵衛には瓢箪に代わる物ができた。それは絵を描くことで、彼はかつて...
志賀直哉「清兵衛と瓢箪」

志賀直哉「清兵衛と瓢箪」①

「清兵衛という少年」志賀直哉は「小説の神様」と呼ばれている。短編は読みやすく内容もあらすじを追っていくだけなら簡単なものが多い。しかし、人間なら生きているうちに必ずどこかで感じる疑問や理不尽さがその中に詰め込まれている。そしてそれが、冬の日...
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