井上ひさし「ナイン」

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井上ひさし「ナイン」

井上ひさし「ナイン」④

都会化していく新道通りには、大きなビルが立ち並ぶ。「ナイン」の思い出のグラウンドにも「西日がささなくなった」という描写で、この作品は幕を閉じる。終わり行く時代に感じた作者の寂しさは、現代、より顕著な問題となっています。「便利さ」「快適さ」を追求した社会が失ったものは何なのか。もう一度考えていきましょう。
井上ひさし「ナイン」

井上ひさし「ナイン」③

「ナイン」の絆は青春時代の友情だけで結ばれているのではありません。彼等にはもっと深く強い気持ちがあります。そしてそれは英夫君の父親である「中村さん」が畳店を続ける理由ともリンクしています。彼等が「合理性、一般論」を超えてでも、守ろうとするのは、なぜか、理由を見ていきましょう。
井上ひさし「ナイン」

井上ひさし「ナイン」②

なぜ「英夫」や「常雄」は、悪行をくりかえす旧友「正太郎」を許すのか。それは友情なのか。「わたし」は「英夫」の気持ちに寄り添おうとするも、「わかるはずがない」と拒絶されます。言葉を超えた気持ちを描いた、この作品の優れた芸術性について考えてみます。
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